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博愛主義(意味がわかると怖い話)

博愛主義.jpg

最近、ようやく俺にも彼女ができた。

彼女は誰にでも優しく、皆に好かれている、俺にとっては高根の花だった。

俺は容姿にも自信がなく、男なのに身長150cmほどで、彼女よりも10cm以上低い。

周りから「可愛い」と、よく言われているが、大学生にもなって異性として見られていないということだ。

付き合うきっかけは、彼女がケガした子犬を大学に連れてきたことだった。

息も絶え絶えで、もう助からないんじゃないかと周りの誰もが感じていたが、「病院に連れていくから、誰か車を出してください」と、必死に頭を下げていた。

いつも遠くで見ているだけの俺は、そんな姿を見て車を出す決意をした。

車内でも彼女はずっと子犬に向かって「シロ、大丈夫だよ。シロは絶対助けるから」と、声をかけ続けていた。

動物病院に運ばれるとすぐに治療が始まった。

結果、子犬は助からなかった。

彼女の洋服は子犬の血で真っ赤に染まっていたが、そんなこと全然気にせず子供のように泣いていた。

俺は見ていることしかできなかった。

先生からの説明も俺が代わりに聞いたが、彼女が気になり過ぎて頭に入ってこなかった。

今回の治療費も彼女負担でいいのかとか、そんな話だったと思う。

しばらくして落ち着いた彼女は何度も何度も俺に頭を下げ、お礼がしたいからと連絡先を教えてきた。

「私は#菊池 佳奈__きくち かな__#と言います。お名前を教えていただけますか?」

「あぁ、あの文学部2年の#中西 緑郎__なかにし ろくろう__#と申します」



――それが彼女との馴初めで、二か月前の話。

それから順調に交際を続けていると思っていたが、未だに彼女の部屋に訪れたことはない。

二人とも地方出身で、アパートの一人暮らしだが、デートはもっぱら俺の部屋になっている。

「ペットがいるから」「部屋が汚いから」「シロがケガしてて」と、なかなか彼女の部屋に行くOKが出ない。

確かに彼女は頻繁にケガした犬を連れてきては、病院に運んでいた。

その捨て犬たちを自分の部屋で飼っているのだろう。

誰にでも分け隔てなく平等に愛情を注げる、必死になれる彼女に、異常に感じるときもある。

そんなある日、彼女から突然笑顔が消えてしまった。

「シロが死んじゃった……」と、ふさぎ込んでいた。

なぐさめるため、一人にできないと初めて彼女の部屋に行くことになった。

女性の一人暮らしとは思えないほど部屋は散らかっていて、生ごみのすえたような臭いが充満している。

彼女は部屋のベットうえで膝を抱えて座ったまま。

重い静けさが部屋を包んで、俺はいたたまれなくなりあえて明るい声を出してみた。

「ペットが亡くなったのは――」

「――シロ」

「え?」

「……名前」

彼女のペットの名前はシロだったようだ。

「あ、偶然だね。俺は、なかにしろくろうで、俺もシロだね」と、明るくふざけてみた。

彼女は少しだけ笑顔が見せて「中西君がシロ?」と、聞いてきた。

「俺がシロになっちゃうよ~。ワンワン。いつもシロにしているみたいに甘えていいんだよ」と、勢いで彼女の隣に座り肩を抱きながら言う。

「ありがとう。じゃあ、いつもみたいに――」




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勘違い・・・(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

勘違い・・・.jpg

「もしもし、まだ起きてた?」

彼女の突然の電話。

俺は眠い目をこすり時計に目をやる。

深夜の1時を回ったところだった。

一体どうしたのだろうと、首を傾げる。

彼女は会社の女子寮に一人で住んでいる。

「もしもし、寝てたらごめんね。部屋の向かいに道路があるじゃん。そこの電柱のところに男が立ってるの」

彼女は消え入りそうなほどに震えた声でそう言うと、布団をかぶって話を続けた。

布団をかぶったせいか少し声が聞き取りづらい。

「きっとあいつだよ。あいつがストーカーだよ。ねえ、今から来れないかな」

「何言って……、今から向かったら間に合わないよ! それより警察! 警察だよ」

俺は慌てていたのか、テーブルに膝をぶつけてしまった。

部屋の明かりを付け、窓を開けて彼女の安全を祈る。

「もしかしたら、俺が警察に電話した方がいいんじゃないか?」と、考えのまとまらない頭で無駄に混乱を作り出していた。

彼女は今とても敏感になっている。

ストーカー行為に悩まされ、仕事でもミスが続いていた。

ちょっとしたことでパニックになる。

「動き出した。ねぁ、こっち見てるみたいだよ。どうしたらいい? どうしよう?」

「だから警察! すぐ電話切って警察に連絡だって」

俺は焦る気持ちを抑え、出来るだけ冷静になるよう努めていた。

「あ……、ごめん」

「どうしたの?」

急に彼女の口調が変わった。

「あのね……、隣の部屋の美沙子先輩の、彼氏さんみたい……、です」

「……ちょっとどういうこと!」

彼女はバツが悪そうに、ずっと謝り続けていた。

俺は彼女の言葉を耳にしながら、ホッと胸をなでおろした。

「まぁ、こういうちょっと天然なところも可愛かったりするんだよな」と、ひとりごちる。

「ホントにごめん。明日ランチご馳走するからね。ホントごめん」

「やった! ……でも、由美。ちゃんと上司に相談した方がいいよ。ストーカーのせいでメンタルやられたら仕事にも支障出るし」

「分かってる。……恭子こんな時間に、ごめんね。また明日会社で、ありがとう」

そう言って彼女は電話を切った。

俺は双眼鏡を下ろし、窓を閉めて安堵した。

テーブルの上に置かれているスピーカーから彼女の寝息が聞こえだしてから、安心して布団に入った。






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ストーカー行為【コピペ】(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

ストーカー行為.jpg

今日もクソ上司に怒鳴られた。

仲間内でも、かなり評判が悪いハゲだ。

「私のストーカーの犯人はあのハゲだったりして」と、考えながら帰宅した。

家といっても、たった二部屋しかない普通のアパート。

窓もリビングにしかないから、安いんだけどね。

玄関の鍵を開けて部屋にはいると、リビングにあったタンスが荒らされていた。

出勤したときに鍵をかけ忘れて、そのまま出勤してしまったんだ。

窓は全部鍵が掛かってるから、玄関から入られたんだろう。

あ~気分悪い!

むかつく。

死んで欲しい。

もう疲れた。

警察には明日届けを出そう…

私は玄関の鍵が閉まってるのを確認し、寝室に向かった。




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温かな気持ちで観れる映画~はじまりのうた:Begin Again~ [映画レビュー]



公開:2015年2月
監督:ジョン・カーニー
脚本:ジョン・カーニー
音楽:グレッグ・アレキサンダー
出演者:キーラ・ナイトレイ / マーク・ラファロ


今回ご紹介する映画・・・

はじまりのうた:Begin Again

音楽映画としても高い評価がある作品で、監督はアカデミー歌曲賞に輝いた「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニーでございます♪

口コミだけで、5館から1300館まで拡大した大ヒット作品でございます!

あらすじ
製作した曲が映画に採用された恋人のデイヴとともにイギリスからニューヨークへやってきたシンガーソングライターのグレタだったが、デイヴの浮気により彼と別れて、友人のスティーヴを頼る。
スティーブは失意のグレタを励まそうとライブバーに連れていき、彼女を無理やりステージに上げる。
グレタが歌っていたところ、偶然その場に居合わせた落ち目の音楽プロデューサー・ダンの目に留まる。
ダンはグレタに一緒にアルバムを作ろうと持ち掛ける。
引用元:wikipedia

まぁ~、見る前はベタなシンデレラストーリーかな……、って思ってました。

期待をいい意味で裏切ってくれる作品。

映画の魅力を存分に伝えてくれる音楽の世界がとにかく素晴らしい。

キーラのちょっとハスキーな声がなんとも魅力的で、聞き入ってしまいます。

序盤に主人公であるキーラ演じるグレタがステージで歌うんですが、その演出がホントに素晴らしい!

ギター一本で弾き語りをする姿を見て、プロデューサーであるマーク演じるダンが伴奏を付けるシーン。
まぁ~、素晴らしいですよ。

「A Step You Can't Take Back」というタイトルだそうです。

ちなみに、わたくしがもしこのステージを見ていたら絶対聞き入ってしまうと思いますが、そこは映画の演出でございます。

是非、作品をご覧くださいwww


映画と音楽を融合させたヒューマンドラマ。

もちろん音楽だけではなく、恋人との人間関係や音楽との苦悩も描かれており、見所はたくさんです。

観れば温かな気持ちになれる作品でございます。






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映画好きなら見て欲しい作品 ~インセプション:Inception~ [映画レビュー]



公開:2010年7月
監督/脚本:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス / クリストファー・ノーラン
出演者:レオナルド・ディカプリオ / 渡辺謙


いやいやいや、映画好きな方には絶対に見て欲しい作品の一つ!

それが今回ご紹介する映画『インセプション:Inception』

「何を今更(笑)」と、お思いになる方もいらっしゃるかもしれないほどの名作。

未だ見ていない方、映画好きを語るなら観るべき作品でございます。

もちろんゴッドファーザーやショーシャンクの空になどの名作と言われている作品も観ていただきたいのですが、このインセプションは考えさせられて悩まされて驚き、考えさせられる作品です。

第83回アカデミー賞では作品賞、脚本賞、撮影賞、視覚効果賞、美術賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞の8部門にノミネート
撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞を受賞した。全米脚本家組合賞ではオリジナル脚本賞を受賞
引用元;Wikipedia


あらすじ

ディカプリオ演じるコブは、他人の夢の中に侵入し、潜在意識の中にアイディアを抜き取る産業スパイ。
仲間であるアーサーと共に諜報活動を行っていたが、渡辺謙演じるサイトーに”標的の無意識の中に考えを植え付ける(インセプション)”を依頼される。

目的はライバル企業を潰すことで、後継ぎとなるロバート・フィッシャーの中に潜入し、”父親の築いた会社を潰す”というインセプションを行うのである。

仲間を集め、いざロバートの夢に潜入するが夢の中で突然武装集団に襲われる。
ロバートはすでに夢の中への潜入に対する訓練を受けていたのだ。

さらに、コブが仲間に打ち明けていな妻との秘密があり、そのためあらゆる妨害が始まってしまう……。

このミッションは果たして成功するのか!??

レビュー

もう、監督天才過ぎてたまらん!
抱いてくれ!!!

あ、嘘です。
テンション上がってすいません。

あらすじだけですが、ちょっと不思議なお話だと思いませんか?
夢の中への侵入……。

夢の中なので、あらゆる妄想が現実のように襲い掛かってきます。

確かに想像することは容易ではありますが、映像化するのはかなり過酷。

皆様簡単にCGで作っているとお思いでしょうが、違います!!!
違います ( *´艸`)チガイマス

一つの街をセットとして作り上げ、それをパズルのようにたたむシーンや部屋の中で洪水が起きるシーンなどなど、「実写でやります?」という映像を作り出してくれます。

そして、なんと言っても最後までどうなるのか分からないストーリー展開。

予想をいい意味で裏切り、最後の最後まであなたを裏切ってくれる良質な想像がインセプションの世界に引き込んでくれること間違いなしです。

わたくし好き過ぎて滅茶苦茶語れるんですけど、ネタバレしてしまいますのでここまでで……。

考える作品が好きな方、まずはインセプションを!

あなたの予想は絶対に当たらない。






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パズル【コピペ】(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

パズル.jpg

最近一人暮らしするようになった。

部屋のインテリアに、パズルを飾ることにしたんだ。

蓄光タイプのパズルで、光を当ててから暗くすると淡く光るってタイプ。

光が儚くていいだよね。

夜帰ってきたら、暗い部屋の中でそのパズルが淡く光ってて……。

一人暮らしをお出迎えしてくれたみたいで癒されたんだよね。

またパズルやりたくなってきたし、今度は大きめのサイズで2,000ピースのやつ買ってみようって思ったね。

   



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自殺願望(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

自殺願望.jpg

死にたい死にたい死にたい死にたい……

仕事に追われ、何も考えられず帰ってきては気絶するように寝て、気が付けば朝。

何が目的で、何のために生きているのか分からない。

一人になると、変な声も聞こえてくる。

そこにいるはずのない、上司が怒鳴り散らしている。

止めてくれ……

椅子に座りボーっとしていると、夕方になっていた。

記憶がない。

夕日を見るため、ベランダに出てみた。

見下ろすと、豆粒くらいの人や車が通りを走っている。

「俺、なんで生きてんだろ」

しばらく考えてみたが、答えがみえるわけもなく、手すりに手を掛けた。

「おい」

横からふいに声がぶつけられた。

気が付くとすでに周りは真っ暗に……

部屋の明かりも点けず、隣人と思われる人が、ベランダでタバコを吸っていた。

吸うタイミングに合わせ、タバコの火が少しだけ隣人の顔を赤く染める。

「あんたずっとそこにいるつもり?」

「あ、いえ……。仕事が上手くいかなくてちょっとボーっとしてました」

何故かしらとてつもなく恥ずかしく感じる。

「あんたいくつだ?」

「25歳になります」

「ははっ」

お隣さんは鼻で笑って、タバコをベランダに捨て足で踏み消した。

辺りは闇に包まれる。

「俺も若いころ、上手くいかなくて死のうと思った。でも生きていかなきゃ上手くなんてならない」

そんなこと分かっているけど、上手くいかない。

「あんた、今日死んだと思って、明日から生まれ変わってみたらどうだ?」

そっか。

お隣さんは冗談のように言っていたが、少し気が楽になっていた。

お礼を言って、明日のため早めに寝ることにした。

……翌朝扉を叩く音で目が覚めた。

扉を開けると二人組の警官が、隣の部屋の殺人事件について質問してきた。

昨夜ベランダで少しだけ話したことを伝えると、二人は首を傾げながら、俺の夕方のアリバイを聞いきた。

警察って面倒くさい……、疑われていることに無性に腹が立つ。

心の中でお隣さんにお礼を言って、出勤する。

「今日から生まれ変わるぞ」

   



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小説レビュー(まとめ) [小説レビュー]

小説レビューTOP.jpg

内容や感想をちょっと知ってから買いたい。

そんな方に読んでいただきたい小説を、わたくしの独断と偏見で勝手に評価を出している小説レビューでございます!

一応年間150冊程度の小説を読ませていただいておりますが、なんと言っても偏って偏ってミステリーかホラーが多いでございます。

そして、平山夢明氏や小野不由美氏を贔屓目で読んでおります。

あ、伊坂幸太郎氏や池井戸潤氏も好きです。

あ~、”このミス”シリーズもなかなか好きで読み進めております。

……あの、まぁ、参考までにレビューご利用ください | д゚)

小説レビュー





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今だから大切にしたい家族 ~レインマン:Rain Man~ [映画レビュー]



公開:1988年   制作会社:ユナイテッド・アーティスツ
監督:バリー・レヴィンソン   脚本:バリー・モロー / ロナルド・バス
出演者:ダスティン・ホフマン / トム・クルーズ



今回ご紹介する映画は・・・言わずもがな、名作中の名作であります『レインマン:Rain Man』でございます。

中学時分、こんな天才的なお芝居をするダスティン・ホフマンにあこがれを抱き、勝手にいつかお話をしてみたいと妄想に憑りつかれたこともあるほど、何度も見返しているレインマン!

あらすじ
チャーリー(トム・クルーズ)は高級車のディーラーをしているが経営が思わしくない。そんな彼のもとに長い間没交渉になっていた父の訃報が届く。
遺産目当てに故郷にかえったチャーリーは、車とバラ以外の財産がサヴァン症候群の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)への信託財産として運用されることを知る。
遺産を手に入れようと、チャーリーはレイモンドが入所している施設から強引にレイモンドを連れ出し、ロサンゼルスに戻ろうとするが、その道中でレイモンドの持つ特殊な才能と、幼い頃に彼と交わした交流を思い出す。

素晴らしきかな家族愛と、勝手な解釈をしておりますが、兄のレイモンドと弟のチャーリーを繋ぐ絆が見えるシーンは、切なさをも感じさせてくれます。

この作品の一番の見せ所は、ダスティンの名演技と言っても過言ではない!
感情を表に出さず弟のチャーリーに愛情を傾けるシーンは本当に天才と言って良いでしょう! 言ってもいいよね? 大げさかな? まぁ、個人的に思ってるだけですよ (*´ω`*)デモスゴイノ

自閉症であり、サヴァン症候群でもあるレイモンドは天才的な数字の強さと頭の良さを持ち合わせながら、極端に規則的な生活しかできず、いわゆる一般的な生活ができない。

そんな中、チャーリーと二人で旅を続けていくうちに、心を通わせる。
自己中心的なチャーリーが兄を慕うようになる。

ラストは本当に絆が見える様になります。

この作品の題名である「レインマン」。
レインマンってなんなのか、作品の中盤辺りで明らかになり、チャーリーは真実に気が付くという作り方もうまい!

「もう、そんな~! ちょっと幸せのためとは言え、真実とは残酷ですやん」と、勝手に思ったりしたものです。

滅茶苦茶ダスティン好きなわたくしではございますが、この作品の中でのトムも、まぁ~素晴らしくいい演技をしてくれます。

愛情に気が付くシーン、兄を慕うシーン、真実を突き付けられるシーン、怒るシーン、そして決断をするシーン。

まぁ~ミッションインポッシブルでキレイに走り抜けるだけの俳優ではございません。
アクション俳優だけではなく、切なくも辛い表情を押し殺す素晴らしい演技も見せてくれます。

わたくし、勝手に世界一キレイに走る俳優と、トムを慕っておりますが、この「レインマン」を見たら、ますますトムを好きになること間違いありません。

もし、お時間がありましたら観て損のない名作でございます。







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グロ話の面白さとフレンチの美味しさからの・・・禁断のパンダ [小説レビュー]


禁断のパンダ(上)(下) (宝島社文庫) 著:拓未司

さあ、今回ご紹介いたしましす小説は、禁断のパンダ!
「このミス!」こと、「このミステリーがすごい!」の第6回対象を受賞した作品でございます。

ミステリーの名にふさわしく、ラストにはとんでもない謎と結末が用意されている作品でございます。

あらすじ
ある日、神戸でフレンチスタイルのビストロレストランを営む料理人である柴山幸太は、妊娠8カ月妻の綾香と共に、彼女の友人の美佐と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。
その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。
披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。
一方、幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。捜査に乗り出した兵庫県警捜査第一課の青山は、木下貴史の父・義明が営む会社に被害者が勤務していたことをつかむ。
さらには義明も失踪していることを知るが…

主人公の柴山幸太は、神戸のフレンチレストラン『ビストロコウタ』の料理長兼オーナーを務めています。

25歳という若さでありながら一国一城の主となり、かつ美人な妻のお腹の中には新しい生命が・・・

リア充か! という、わたくしの偏見と勝手なツッコミは置いときまして、拓未先生の描写はとても”美味しい”のでございます。
料理のひとつひとつがしっかりと描かれており、美食ミステリーとはよく言ったものです。

ソースからデザート、フレンチちょっと食べてみたいじゃないと、思わせてくれる本でございます。
これは拓未先生の表現力の高さに他ならないと、わたくし勝手に感心しておりました。ハイ。

ただ、ただの美味しい美食小説ではございません。

あらすじでも書かれておりますように、殺人事件が起きています。
これに巻き込まれる、幸太。そして嫁の綾香・・・

美味しそうな描写も多々ありのエグイ描写が際立つ、なんとも不思議な作品でございます。

かりにこの小説が映画化されたら、おそらく「R15」が付くのではと勝手に妄想したものです。
それくらいショッキングなラストが待っております。

ミステリーではありますが、違う意味で後味の悪い作品の良さを感じます♪

そして、きっと皆さん最後まで読んだら言ってしまうかもしれませ・・・「お前もかいっ!!!」と。

作家小野不由美さんの描写もなかなかエグイんですけど、こちらの拓未司先生の描写もお上手なだけにエグイ!!!

読む場合は、覚悟してお読みください。
オススメでございます!




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DV(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

DV.jpg

隣の部屋に若い女性が引っ越してきた。

二十歳にも満たない年齢でシングルマザーの彼女は、世間から見れば異色の存在なのかもしれない。

事件が起きたのは、家に帰りついた深夜のこと。

壁が勢いよく叩かれた。

ドンッ、ドンッ、と重く響く音と一緒に、女性の悲鳴が……。

すぐに外に出て隣のドアを叩くと、彼女が飛びついてきた。

元夫が部屋に押しかけ暴力を振るっているそうだ。

通報しないでほしいと頼まれ、僕は仕方なく自分の部屋にかくまった。

顔を見ると不自然に腫れ、腕や足には青くアザが作られていた。

「お子さんは?」

「子供には手を出しません。今、母が見てくれていますし」

しばらくするとチャイムが鳴り、彼女の母親と名乗る人物が彼女を迎えに来た。

そのときは安心したが、次の日も帰宅すると隣から彼女の叫び声が聞こえてきた。

助けようと部屋のドアを開けると、すでに自身の部屋から出ていた彼女が僕にしがみついてきた。

「かくまってください」

すぐに部屋に入れ通報するように助言したが、彼女はかたくなに首を横に振り続けた。

「新しい父親が出来ればもう来ないと思います」

正義感からか「……僕じゃダメですか?」と、つい口に出してしまった。

そのとき、部屋のチャイムが鳴り響く。

ドアの外には彼女の母親が申し訳なさそうに立っていた。

母親は彼女を説得し、部屋を後にした。

翌日も帰宅すると叫び声が聞こえ、彼女が僕の部屋に逃げ込んできて、しばらくすると母親が迎えに来る。

翌日も……

休日、昼間に彼女の母親が訪ねてきた。

「前の夫に別れを告げられてから、精神的に追い詰められてまして、これからも迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします」

そう言い残し菓子折りを置いて、母親は帰っていった。

……隣の部屋に。

僕はそれから、悲鳴が聞こえてもドアを開けないようになった。

   



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残酷でグロイが、読み終わりの爽快感 ~その女アレックス!~ [小説レビュー]



その女アレックス (文春文庫)
作:ピエール ルメートル / 翻訳;橘 明美


2014年度
「このミステリーがすごい!」海外編第1位 / 「週刊文春2014年ミステリーベスト10」第1位 / 「ミステリが読みたい! 」第1位 / 「IN POCKET文庫翻訳ミステリー」第1位 / 「イギリス推理作家協会賞」 / 「リーヴル・ド・ポッシュ読者賞」


第一回目の小説レビューでございます。

まぁまぁ、わたくしこう見えましても小説も漫画も映画も一般の方よりは手に取る機会が多くて、たまたまタイトルと帯だけで衝動買いしたこちらの本が大当たりでございました。

残酷でグロイ描写が多々ありますが、人間の心理描写も描かれており、正義とはそれぞれの対場で大きく変わるということも書かれており……、なんにしても盛り沢山なサスペンスミステリーでございます。

まだ読まれていないという方、先入観を持たずに、手に取ってみてください。

簡単にあらすじ
おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。 檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが...しかし、ここまでは序章にすぎない。
孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進する。

まあ凄いお話ですよ!

わたくし電車の中で読んでて、終点まで行ってしまったくらいに読みごたえがありまして、ラストの謎が解けるところで普通に「あ~、そういうことね」って、声を出してしまいました。

この物語は、被害者のアレックスと警官のカミーユの視点でそれぞれ描かれております!

謎多き美女であるアレックスが、なぜ誘拐されるのか?
誘拐されたアレックスを探す、コミカルでも頭の切れるカミーユは、無事にアレックスを見つけることができるのか?

ハラハラドキドキという、ありきたりな表現ではありますが、本当にハラハラドキドキする展開と描写……、そして読み終わった後の爽快感をお約束する作品でございます!

ただご注意ください!

1.残酷な描写がかなり多いです
2.ご都合主義を感じる箇所(ミッシングや犯人の動機付けね)
3.カミーユたちの捜査(演出都合だと思う)

特に女性で、アレックスに感情移入されてしまう場合は、気分が悪くなるかもしれません。
ご注意くださいませ。

そして、最後にご忠告です。

その女アレックス・・・
カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の二部目でございます。

ですので、一部目の”悲しみのイレーヌ”を読もうと思われている方は、先に”悲しみのイレーヌ”をお読みください。
二部目の”その女アレックス”で”悲しみのイレーヌ”の結末が出てきちゃうらしいのよ。

いや~、失敗しましたよ。
わたくし先に”その女アレックス”読んじゃいましたから、”悲しみのイレーヌ”に手が出しづらいのなんの!

……、ということで、もし海外サスペンス小説を探している方がいらっしゃいましたら
”その女アレックス”――オススメです♪




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白衣の天使(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

白衣の天使.jpg

薄暗い部屋、低い天井、なぜこんなとこに寝ているのか、全くわからない。

体を動かそうにも、まるでいうことをきかない。

周りを見ると白い制服を着た看護婦さんが立っていた。

彼女は心配そうに、少し微笑みながら俺を見ている。

「大丈夫だよ。抜く?」

抜く?

目線を俺の腹部まで落として、再び「大丈夫だよ。抜く?」と、聞いてきた。

腹部を見てみると、槍が刺さっている。

それまで痛みなど感じなかったが、視認してしまったら急に激痛を感じ出した。

口からは血が溢れ、けいれんが起きる。

口に何か詰め込まれたように声が出せない。

「抜く?」と、再び聞かれる。

俺はパニックになり首を振り続けた。

彼女は「抜くの? 抜こうか?」と、何度も聞いてくる。

俺は助けて……と、消えそうな声を漏らした。

……気が付くと、病院のベットの上。

体は動かず、腹部には包帯がまかれていた。

看護師が目を覚ましたことに気が付き、先生を呼びに走った。

「今先生が来ますから。そのまま寝ててください」

さっきのは夢? 妙に生々しかった……

俺は夢の中で白い制服の看護婦が現れたことを話した。

「見ました? 彼女守り神なんです。彼女を見た人たちは、危篤状態からちゃんと回復するんです」

「彼女なりに、助けようと必死になってたんですね」

看護師たちは冗談交じりでも安心した声で話していた。

先生が来て、状況の説明と手術を行った旨を伝えてきた。

車で事故を起こし、ぶつかったトラックの荷が腹部に刺さったまま手術を行ったのだと。

刺さったままだったため、出血が少なく助かったとのこと。

傷がふさがるまでは入院だと言われたが、一日でも早くここを抜け出したい。



   



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不法侵入(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

不法侵入.jpg

仕事の疲れを癒そうと湯船に熱いお湯を張っている。

「今日も一日お疲れ様でした」

誰に言うわけでもなく一人ごちる。

部屋には女性の好きそうなぬいぐるみがいたるところに転がっている。

タンスの上には、二人の旅行中の写真が額に入ってこちらに笑いかけている。

洗面所には色違いのおそろいの歯ブラシ。

冷蔵庫を開け、残り物を確認する。

今日は野菜炒めでも作ろうと、考えていた。

彼氏の方はまだ帰ってきていない。

「遅くなる」て、家の留守電に録音されていたから、私はお風呂に入ってゆっくりしておこう。

冷蔵庫にビールも入ってたから、あとでもらっちゃおう。

汚れた服を脱ぎ、雑に洗濯機に投げ込む。

シャワーで体についた汚れを落としていると、部屋で何か物音が聞こえた。

おかしい……

鍵も閉めてるし、窓だって閉じてた。

バスタオルを体に巻いて、急いで部屋に向かう。

真っ青な顔の男が部屋の真ん中に立っている。

男は私の気配に気づき、振り返った。

部屋の中に叫び声が響く。

男は私を認めると外に走り去ってしまった。

誰だったのか……

早くここを出た方がいいな。


   



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意味が分かると怖い話(まとめ2) [意味が分かると怖い話]



















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既視感(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

既視感.jpg

経験したことないけど、前に一度経験したこと…

そんな体験をしたことがありますか?

『デジャブ』と、言うらしいです。

わたしはいつもこの場所に来ると思います。

会社の深夜の屋上。

手すりに手をかけると前にもここに来たような……

この手すりに手をかけたような記憶があるんです。

でも、思い出せない。

おそらくそれが『デジャブ』なのかと。

今でも気になって、ずっと屋上から下を覗いています。

もちろん下は道路で、なにもありません。

誰かがわたしを無視して、手すりを乗り越えて先にいきます。

その光景を何度も見てしまっているので、もしかしたらそれが焼き付いているのかも。

下を覗くと赤い花びらが咲いたように、血が広がっています。

あ~『デジャブ』だ。


   



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イタコ(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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友人の彼女が死んで、もう一年が過ぎていた。

立ち直ってほしいとずっと思っている。

彼女は、殺された。

彼はいつまでも彼女に囚われている。

犯人と思われる人物は、彼女の死後、一週間ほどして変死体として発見された。

おそらく自殺だろうと、言われている。

ただ、彼女を殺したという証拠もないため、警察も容疑者としてのみ、形だけの捜査を行い終了した。

そんなことで彼の心は救われなかったのかもしれない。

復讐もできない、捕まえて罪を裁くこともできない。

この一年、彼はずっと悔やんでいるように見えた。

この一年、ずっと彼女を殺した犯人のことばかり調べている。

そんな姿を見ていられなかった。

俺はダメもとで、知り合いの霊能力者に彼女と話ができないか頼んでみた。

霊能力者は快く応じてくれた。

『ストーカーに殺されたこと』『犯人は死んだ奴であること』『彼に私を忘れて欲しいこと』を伝えてきた。

彼はその話を聞いてホッとしたようだ。

「間違ってなかった」

彼は、霊能力者の話を聞き終えて、消えそうな声でつぶやいた。


   



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手招き(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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子供のころ、わたしたち家族は凄いボロアパートに住んでいました。

隣の部屋のくしゃみが聞こえるくらいの壁の薄いアパート。

隣の部屋には、人の好いお爺さんが一人。

いつもニコニコしてて、よくわたしと妹を手招きしては、お菓子をくれました。

わたしたちは嬉しくて、お爺さんに凄いなついていた記憶があります。

よく妹と下校途中にお会いしていましたね。

道路の反対側を歩いてて、わたしたちに気が付くと、「おーい、今日はチョコレートあるよ」と、言っては手招きをして声をかけてくれます。

嬉しくて、いつも急いでお爺さんのところに走って行ってました。

ある日、いつものようにお爺さんが手招きをしているのを見付け、妹と走り寄って行くとき、妹が車に撥ねられました。

妹は幼かったので、わたしのように注意して道路を渡らず、お爺さんのところに走って行ったのが原因でした。

命に別状はなかったのですが、長期で入院することに…

病院が街にあったため、家族で引っ越すことになりました。

それからお爺さんに会ってません。

先日、お爺さんが孤独死していたことを母から聞かされました。

近所では有名な問題のあるお爺さんだったと聞かされて、ちょっとビックリ。

いつもニコニコしてお菓子をくれる優しい印象しかなかったのに…


   



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研修(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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昔ながらの趣のある旅館に泊まることになった。

先日から研修で会社の研修施設に行っていたんだけど、老朽化で設備に問題が出ちゃって。

しかたないから急きょ旅館を手配することになった。

狭い部屋に押し込められて、各階に共同トイレと一階に大浴場があるだけの昔ながらの旅館。

売店は19時にはしまってしまう「やる気あるのか?」て、思える営業時間。

山奥で場所が場所なだけに贅沢も言えず…

5階建ての最上階をすべてうちの会社で埋めてしまった。

研修はひたすら忙しく、終わったら自分の部屋から出ることなく寝て次の日に備える毎日だ。

雑魚寝の狭い部屋。

夜中にトイレに行くのも、皆を起こさないように気を付けないといけない。

面倒くさい…

トイレで用を足しながら煙草をふかしていると、窓に張り紙が張られている。

痴漢に注意! 覗きに注意!

男子便所に張る「注意」じゃないなと、少し笑えた。

手を洗っていると窓から覗いている女性の顔が見えた。

目が合うとすぐに引っ込んだが…

これって、痴漢じゃなくて痴女じゃね? て、また一人で笑ってしまった。

まぁ、見られても困ることないけどね。


   



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夫婦愛(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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結婚して一年…

夫は会社をクビになり、毎日働かずわたしのお金でギャンブルばかり。

結婚前は優しい人だったんですが、最近は暴力を振るうように…

でも、優しい一面もあります。

もともと気の弱い人だったんで、殴った次の日には泣きながら謝ってきます。

謝りながら花束をプレゼントされました。

そんな気の弱い夫を見ていると、そのぐらいで怒ってしまうのもちょっと大人気ないかな…って。

次の日にまた殴られました。

その次の日には、また花をプレゼントされました。

泣きながら懇願する夫を許してしまう自分がいます。

最近はこの繰り返し…

友人たちにも相談しましたが「すぐに別れた方がいい」と、言われるばかり。

このままでいいのか、悩んでいます。

でも、泣いている夫を見ると…

きっと仕事が見付かりさえすれば、優しい以前の彼に戻ってくれるはずです。

しばらく我慢すれば、結婚したての優しい彼に。

…そう願っています。

夫が花を贈ってくれました。

次の日も次の日も…、夫はわたしに花を贈ってくれました。

わたしの部屋は夫の花でいっぱいに。

気持ちでは頑張っていましたが、どうやら難しかったみたいです。

今日は夫はいません。

でも、たくさんの友人たちがわたしに花を贈ってくれました。

わたしは優しい友人たちに恵まれていたみたいです。


   



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幸せ(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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大磯誠一と申します。

起業をして、世界中に支店のあるジュエリーの生産販売する会社の会長をしておりました。

結婚して45年になります。

仕事一筋で家庭を妻に任せっきりにしていた私に罰が当たったのかもしれません。

子供たちも立派に成長して、それぞれに家庭を作り孫の顔も見せてくれました。

初孫は妻と共に喜んだもです。

夫婦二人っきりというときに、妻はボケてしまいましてね。

最近のことは特に覚えることが出来ないみたいで、家の場所も分からなくなりはじめました。

孫を見せても子供の名前を言うようになってきて…

日に日に症状は悪化しています。

ただ、私はそんな状態でも妻と一緒、そんな時間がとてもうれしく感じています。

いままで支えてきてくれた感謝は、言葉では言い表せませんよ。

だからこそ、このまま支えになってあげたい。

もしかしたら私たちの関係は、会社勤めをしているときよりも良好かもしれません。

症状は悪化しているが、穏やかな日々。

最近、妻が「よしひこさん」と、呼ぶようになってきました。

いままでは「お父さん」「お母さん」でしたからね。

どうやら結婚前の記憶までしか覚えていないようです。

子供や孫の顔を見ても、もう誰か分からないみたいです。

子供たちとも少し距離が出来てしまいました。

昔よく言われた「二番目に好きな人と結婚した方がいい」て話、知っていますか?

一番好きな人といると自分を良く見せようとして疲れるらしいんです。

でも、そんなことはない。

最愛の人が側にいる幸せを私は知っていますから。

「わたし、よしひこさんといるときが一番幸せです」て、よく言っています。

私も「お前と一緒にいるのが幸せだよ」て、言い聞かせてます。


   



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お兄ちゃん(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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わたしは、お兄ちゃんが大好き♪

双子だからいつも一緒にいてくれて、そばでいつも笑っている。

お兄ちゃんの笑顔が好き。

昨日学校のみんなで海に行った時に溺れちゃった。

海に入ったとき、付いて来てくれたのはお兄ちゃんだった。

わたしは泳ぎが得意じゃないから、お母さんに注意されてたんだけどね。

将来はお兄ちゃんみたいな人と結婚する。

カッコイイし、モテるんだろうな~

いつも学校でも友達にも女の子にも囲まれているし。

でも、今日はスーツの人達と友達に囲まれてる。

お父さんとお母さんは泣いてる。

なんでだろ?

お兄ちゃんは、笑顔で友達と話してるのに・・・

あっ、またわたしの悪口言ってる。

今日はいつもより楽しそう。

あれ? わたしの写真が飾られてる。

入学式でお父さんとお母さんとお兄ちゃんと4人で撮った写真なのに、わたし一人の写真だ。

なんでだろう?

そういえば、今日は誰も話してくれないな~?

でも、いつもよりお兄ちゃんの近くに入れて、ちょっと嬉しい。

このまま、ずっと一緒にいれるかな・・・


   



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思い出(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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私のお人形。

私のお人形はとっても可愛いの。

いつも、クシで髪を解いてあげてるの。

サラサラの髪が羨ましかった。

小さい頃からいつも一緒。

寝るときも、ご飯のときも、お風呂のときも、いつも一緒。

たまに、髪引っ張ったりお父さんのライターでイタズラしたりしてた。

カッターとかで切ったり、ハサミで前髪全部取ったりしたw

一緒に遊んで、一緒に大きくなった。

よくママゴトで、私がお母さん役をやって看病の真似してた。

ケガしたお人形を看病するの。

楽しかったw

でも、中学生になってから遊ばなくなった。

やっぱり、友達と遊ぶほうが楽しいかな。

勉強もしなくちゃいけないし、部活あるし。

高校に上がった頃には、もうお人形のことは見ないようになってた。

髪を解いていたことさえ忘れていた。

彼氏ができて人形遊びなんて恥ずかしくて言えないし、存在も忘れていた。

大学に入って一人暮らしを始めるときに、昔遊んでいたお人形のクシを見つけた。

懐かしい…

お母さんに「私のお人形知らない?」って聞いたら、泣き崩れちゃった。

「アナタは早く忘れなさい」って、どういう意味だろう?

とりあえず、人形のクシは持って行こう。

子供の頃の思い出って大切だよねw

一人暮らしも頑張ろうw


   



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就職先(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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上京して約10年が過ぎようとしていた。

就職をきっかけに東京に出てきた。

就職先は某電力会社。

大手と言えば聞こえは良いが、現場作業はかなりハードだった。

給料も安いし、電柱に登っては修理をする。

そんな毎日。

1年もすれば作業にも慣れる。

出世もするかと思ってたんだけど、全然そんなことはない。

平社員のままだ。

ある日、電線を修理してたら車がぶつかってきやがった。

電柱は折れ、辺りの電線が見事に切れた。

修理に結構な費用と時間が必要になった。

それから、俺はその現場にいることに…

影では変な噂が出回り、アダ名が付いているくらい、現場にいる。

同期はドンドン出世していき、現場監督からエリア管理やマネージャーまでいる。

俺は未だ電柱に登ったままだ。

修理は終わってるけど、いつまでもその現場を担当させられてる。

今日は新人が入ってきたが、挨拶も無し。

ちょっとイラッてしたけど、そこは大人の対応だよな。

慣れてないせいもあり、スゲー鈍い。

「そんなやり方だと、日が暮れちまうよ」

嫌味ったらしく言うつもりはなかったが、感じが悪かったかもしれない。

新人は、黙々と作業を続けてた。

日が沈む頃にようやく一工程終了。

このペースだと1ヶ月は掛かるな。

皆、疲れていたのか足早に現場から帰っていった。

早く、明日にならないかな。

新人の成長くらいしか楽しみが無いわ(笑)


   



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ストーカー(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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もう無理だった。

こんな奴と付き合うなんて耐えられない。

嫉妬・束縛・ヒステリー、マジで怖すぎる。

合鍵を返すように言ったが、全く応じない。

別れを告げた後も、家に帰ると料理が作ってある。

毎日怖いくらいの着信があり、メールも何十通とくる。

携帯はその後、新しい番号とアドレスに変更したが、金がなく部屋を変えることが出来ない。

せめて鍵だけでも取り換えようと業者を探した。

金がないから安いところ、個人でやってる鍵屋を見つけることができた。

「元カノがストーカーになって」と、話すとその鍵屋のオバサン、親身になって聞いてくれて。

その日のうちに鍵を取り換えてくれるって。

部屋まで案内して、ドア開けるとテーブルに一人分の食事が用意されていた。

オバサンは感心していたが、俺にとっては胸糞悪い出来事でしかない。

「あなたは、お世話したくなっちゃうタイプなのよ」と。

すぐに鍵を変えてもらい、支払いをしようとしたら「今回はお金はいいわ。困ったことがあったら連絡して」と、名刺と新しい鍵を渡された。

ラッキーだ。

金に困っていたから助かった。

あんな女のために金を使わなくってよかった。

しばらく何もなく毎日が過ぎていったけど、また再開しだした。

料理だけではなく、部屋が掃除されていて、洗濯までされるようになった。

どうやって?

鍵を変えただけじゃダメみたいだ。


   



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