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緊急搬送(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

緊急搬送.jpg

今日は当直。変わらない日常のはず…

この病棟には深夜にナースコールを鳴らしてイタズラをするお爺さんがいる。

セクハラをすることで有名だ。

今日は新人と二人だけ。

何事も無ければいいのだけど…

そう思っていたらナースコールが鳴った。

例のお爺さんの部屋。

新人が何も知らずに行ってしまったが、しばらくして怒りながら戻ってきた。

やはりイタズラだったみたいだ。

またナースコールが響いた。

新人は行こうとしない。

仕方ない…

病室行ったら、寝ている?

「確かに鳴ったはずなのに、またイタズラか」

戻ろうとしたとき、お尻を触られた!

布団の中に戻る手が見えた。

頭にくる。ただでさえ人手不足なのに!

戻るとき、救急連絡が入った。

救急入口に向うとき、またナースコールが響く。

例の病室。

二人で目配せをして無視することに。

サイレンとヘッドライトが夜の静けさを取り崩す。

深夜3時、緊急手術。いつもとは違う夜を迎えることになった。

手術は無事に終わり、気が付けばもう日の出の時間だ。

交代の看護師が慌てて駆け寄ってきた。

「例のお爺ちゃんが亡くなってる」

私は病室に走った。本当に亡くなっている。

先生の話では死後半日経過していると。

何故あの時に行かなかったんだ。

罪悪感に襲われる。

あの時行っていれば…


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