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イタ電(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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「もしもし?」

「君、可愛い声してるね~」

「何ですか! いつもいつも。止めてください」

ただの悪戯電話だ。

こんなことして意味があるわけでもないが、面白いから何となくやっているだけ。

手当たり次第に携帯へ電話してたら、先週この女に当たった。

それから毎日のように電話してやった。

ビビっているみたいで、こっちから電話を切らない限り向こうは切らない。

何を言ってもこの女は大丈夫だ。

「電話切ったら殺しに行くからな」

何も言えなくなってやがる。

「…じゃあ、私があなたを殺しに行きます」

は? 何を言ってるんだこの女は…

「やってみろよ!」

俺は怒鳴りながら携帯を握りしめていた。

馬鹿にされたような気がしたからなのか…

「来てみろよ。ぶっ殺してやるよ!」

「…」

「怖くて何も言えないか?」

「…」

「こっちには仲間がいるからいたぶってやるよ!」

「…嘘つき」

その声が聞こえて俺は、ハッと顔をあげた。


   



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火遊び(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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上司が俺を狙っていることには薄々気が付いていた。

全くタイプではないし、10歳近くも年上女性に手を出そうなんて気も起きなかった。

彼女は一応既婚者で左手の薬指には指輪もはめている。

ただ、今夜は魔が差してしまった。

俺ら二人が主導で行っていたプロジェクトが上手くいき、彼女の家での打ち上げになった。

旦那さんは出張中で留守だそうだ。

仕事場での印象とは異なり、意外に喜んでいてお酒も進んでいたようだ。

お開きになった後、部下たちを帰し、彼女と二人っきりに…

抵抗する間もなく、俺は彼女に襲われていた。

気が付いたらベットの上。

俺の右手を握ったまま彼女は寝息をたてている。

毛布をかぶった彼女の頭。

恋人握りで固く握られた彼女の左手。

眠る彼女をちょっと可愛いとも思えてきた。

「明日、会社でどんな顔をしたらいいか」「皆には何て言おう」

目を閉じていろいろ考え、何気なく握った手をギュッとしてみた。

彼女は「う~ん」と呻いて寝返りをうったようだ。

薄目で彼女を見ると壁側を向いて眠っている。

光をさえぎるように手で顔を覆っている。

目に入った結婚指輪がちょっと憎たらしくも思えた。

まだ朝まで時間があるみたいだ。

もう少し寝よう。

右手を何度もギュッとしては握り返してくる彼女の手の温かさを感じる。


   



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ナンパ(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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屋外プール場へ行った。

まぁ、男だけだから目的はナンパだ。

暑さも手伝ってプールは人で溢れていた。

友人がデジカメを持ってきたが、全然女が釣れない。

手当たり次第声を掛けてみたが全くダメ。

友人はパラソルの下で寝転がりだした。

俺はめげずに続けた。

1時間が過ぎた辺りで飽きて休みに行った。

友人はトイレに行っていたみたいだ。

暇過ぎて二人で自撮りをしたり、景色を撮ったり、カッコ付けたポーズを撮ったりした。

これはこれで笑える。

撮影してたら女達が監視員と来て、盗撮されたと言ってきた。

友人はキレて「ブスを誰が撮るか」って…

ブスは関係ないじゃんw

監視員も耐えていたが、肩が笑っていた。

言い合いで収集がつかなくなった。

見兼ねた監視員が「デジカメ見ていいですか?」って。

自撮りを見せるのは恥ずかしい。

でも、それが一番手っ取り早い。

友人をなだめ一緒に見返していった。

アホみたいな俺らの連続写真。

恥ずかしい…

100枚を過ぎた辺りで監視員が「勘違いだったみたいですね」って告げた。

ブス達は謝りもせずに帰って行きやがった。

友人が吐き捨てるように、

「ブスなんか撮るか!自意識過剰じゃね~。大体ここでは盗撮してね~よ。」

散々わめいた後「あいつらナンパできない?」って俺に言ってきた。

どんだけ女に飢えてんだよ!

爆笑しながらツッコんでやった。

誰もナンパできなかったけど、これはこれで楽しかったわw


   



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訪問介護(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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高齢者で介護対象者の訪問をしています。

とても大変な仕事だと周りから言われます。

やりがいはあります。

老人一人で住んでいるところは気が滅入ります。

介護にはご家族のご協力も必要なのに、一人暮らしをさせている。

ちょっと残念です。

なかにはお亡くなりになる方もいらっしゃいます。

予兆ですか?

さぁ~、そういうのはちょっと…

私が派遣される先はだいたい高齢者が多いので、仕事中に亡くなることもあります。

そんなときは本当にショックで、初めたときは辞めてしまおうか悩みました。

でも、先輩が優しく指導してくれました。

確かに大変な仕事ですが、終わりが見えてるから大変でも我慢できます。

慣れたと言えばおかしいですが、麻痺してしまったかもしれません。

給料はかなりいいです。

高齢者でお金を貯めている人が多いので…


   



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コナン(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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今日初めて遊園地に来た。

テンションも上がっていろいろな乗り物に乗ったよ。

お母さんもお父さんもニコニコしながら見てる。

最後にジェットコースターにお姉ちゃんと乗ることになった。

生まれて初めてのジェットコースター…

身長制限があることも初めて知った!

ギリギリだった…

「先頭が一番怖いよ」ってお姉ちゃんが僕を怖がらせてくるけど、前から2番目に…

目の前にはアフロ頭のお兄ちゃん。

全然前が見えないし、ちょっと残念だったけど正直ほっとした。

ゆっくり登っていくジェットコースター、お母さんとお父さんが下でニコニコ手を振っている。

急にすごいスピードで下っていく!

風がブワーってなって、周りの景色が変わっていく。

お姉ちゃんも「キャーキャー」言ってる。

最後真っ暗なトンネルの中を潜っていく。

天井にぶつかるんじゃないかって、僕もお姉ちゃんも顔を低くしてる。

トンネルを抜けたら目の前に夕日が見えて、本当にキレイだった。

ゆっくり止まるジェットコースター。

目の前に広がる景色。

すごい楽しかった!

隣のお姉ちゃんは真っ赤な顔になって放心してる。

怖かったのかな?

周りの人たちもジェットコースター止まってるのに「キャーキャー」言ってる。

僕は座ったまま、目の前に広がる景色を楽しんだ。

もう一回乗りたいな!


   



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金縛り(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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昨晩、旦那に子供を任せて友達と心霊スポットに行ってきました。

久しぶりに徹夜で遊んで朝帰り。

帰ってきたら、旦那は出勤ギリギリでちょっと怒ってたけど…

心霊スポットに行ってきたせいか、お昼寝してたら金縛りにかかってしまったみたいです。

体がピクリとも動かなくなって、遠くで子供の声が聞こえてきたんです。

「助けて~、助けて~」

って聞こえてきたんです。

本当に怖くって…

体は全然動かせなくって、もしかしたら夢なんじゃないかって思ったんです。

心の中でずっと”これは夢だ夢だ”って唱えてたんですけど、体は動かないし声はずっと聞こえるし…

「助けて~、助けて~」って声がずっと耳から離れないんです。

いつのまにか気を失ってたみたいで、外が騒がしくって目が覚めたみたいです。

外はもう真っ暗で、赤色灯がまぶしかった…


   



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親離れ(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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「知ってる? 手が冷たい人は心が温かいらしいよ」

笑いながら思わず口に出た。

母を見下ろしながら、僕の手に触れている母の手の温度を感じていた。

普段から大きな目をさらに見開いて僕を見ている。

「お母さんは手が冷たいから心が温かいんだね」

母は口をパクパクして何か言おうとしているけど、よく聞き取れない。

「あ、待てよ。じゃあ僕はお母さんより手が温かいから冷たいのかな?」

自分で言っておきながらちょっと腹が立ってしまった。

無意識だったが手に力が入っていた。

顔を左右に振って、「違う」というジェスチャーをしてくれたみたいだ。

何故か自分が心の冷たい人間のように、非難されたような気がした。

「やっぱり僕は冷たい人間なんだ」

怒りでいつのまにか握りしめていた。

それから母は何も言わなくなった。

「僕は一人で生きていきます」

二人暮らしだったアパートが少し懐かしく感じる。

でも、これから一人で生きていかないとダメだ!

僕の手に母の爪痕が残っている。

今は出血いるが、いつかはこの傷も癒えるだろう。

リビングに横になっている母を見下ろしながら、決意を固めるように声に出した。

「今日から、ここで一人で生きていく!」


   



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ストーキング(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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いつも見ている。

そばにいる・・・

世間一般ではストーカーって言われている行為をしているが、決してストーカーなんかじゃない!

ただ、そばで彼女を見守っているだけだ。

電話を掛けたり、待ち伏せをしたりしているわけではない。

ただ、見守っているだけだ。

最近彼女は仕事でまいっている。

いつも上司に怒鳴られて、彼女のミスでもないことまで押し付けられて・・・

言い訳をしない彼女はカッコイイが、俺がムカついてしまう。

朝食も抜いてギリギリまで寝ている。

そのせいもあってか、以前のような元気な姿を見ていない。

また、以前のような姿が見たい。

部屋の掃除も全くしていないし、家に帰ったら泥のように眠って・・・

大変そうだ。

何か俺にできないか、不安だけが募っていく。

でも、俺は見守ってやることしかできない。

今朝通勤中に彼女が痴漢にあっていた。

俺は気が付いていたのに、何もできなかった。

見守ってやることしかできない自分の不甲斐なさに腹が立った。

でも、俺は見守ってやることしかできない。

今夜は久しぶりに彼女が早く家に帰ってきた。

何か吹っ切れたみたいで、部屋の中のゴミをまとめて捨てだした。

「もう、過去は振り返らない…」

彼女のつぶやく声が聞こえた。

「あんなストーカーのせいで台無しにしない」

そっか・・・

何故か嬉しくもあり、悲しくもあった。

部屋に放置されていた大きなゴミ袋・・・

浴槽に持って行った。

俺は見守ってやることしかできない。

少し破れたゴミ袋から見えた、以前毎朝鏡で見ていた顔が懐かしくもあった。

これからも俺は彼女を見守っていくだけしかできない。


   



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