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思い出(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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私のお人形。

私のお人形はとっても可愛いの。

いつも、クシで髪を解いてあげてるの。

サラサラの髪が羨ましかった。

小さい頃からいつも一緒。

寝るときも、ご飯のときも、お風呂のときも、いつも一緒。

たまに、髪引っ張ったりお父さんのライターでイタズラしたりしてた。

カッターとかで切ったり、ハサミで前髪全部取ったりしたw

一緒に遊んで、一緒に大きくなった。

よくママゴトで、私がお母さん役をやって看病の真似してた。

ケガしたお人形を看病するの。

楽しかったw

でも、中学生になってから遊ばなくなった。

やっぱり、友達と遊ぶほうが楽しいかな。

勉強もしなくちゃいけないし、部活あるし。

高校に上がった頃には、もうお人形のことは見ないようになってた。

髪を解いていたことさえ忘れていた。

彼氏ができて人形遊びなんて恥ずかしくて言えないし、存在も忘れていた。

大学に入って一人暮らしを始めるときに、昔遊んでいたお人形のクシを見つけた。

懐かしい…

お母さんに「私のお人形知らない?」って聞いたら、泣き崩れちゃった。

「アナタは早く忘れなさい」って、どういう意味だろう?

とりあえず、人形のクシは持って行こう。

子供の頃の思い出って大切だよねw

一人暮らしも頑張ろうw


   



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就職先(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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上京して約10年が過ぎようとしていた。

就職をきっかけに東京に出てきた。

就職先は某電力会社。

大手と言えば聞こえは良いが、現場作業はかなりハードだった。

給料も安いし、電柱に登っては修理をする。

そんな毎日。

1年もすれば作業にも慣れる。

出世もするかと思ってたんだけど、全然そんなことはない。

平社員のままだ。

ある日、電線を修理してたら車がぶつかってきやがった。

電柱は折れ、辺りの電線が見事に切れた。

修理に結構な費用と時間が必要になった。

それから、俺はその現場にいることに…

影では変な噂が出回り、アダ名が付いているくらい、現場にいる。

同期はドンドン出世していき、現場監督からエリア管理やマネージャーまでいる。

俺は未だ電柱に登ったままだ。

修理は終わってるけど、いつまでもその現場を担当させられてる。

今日は新人が入ってきたが、挨拶も無し。

ちょっとイラッてしたけど、そこは大人の対応だよな。

慣れてないせいもあり、スゲー鈍い。

「そんなやり方だと、日が暮れちまうよ」

嫌味ったらしく言うつもりはなかったが、感じが悪かったかもしれない。

新人は、黙々と作業を続けてた。

日が沈む頃にようやく一工程終了。

このペースだと1ヶ月は掛かるな。

皆、疲れていたのか足早に現場から帰っていった。

早く、明日にならないかな。

新人の成長くらいしか楽しみが無いわ(笑)


   



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ストーカー(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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もう無理だった。

こんな奴と付き合うなんて耐えられない。

嫉妬・束縛・ヒステリー、マジで怖すぎる。

合鍵を返すように言ったが、全く応じない。

別れを告げた後も、家に帰ると料理が作ってある。

毎日怖いくらいの着信があり、メールも何十通とくる。

携帯はその後、新しい番号とアドレスに変更したが、金がなく部屋を変えることが出来ない。

せめて鍵だけでも取り換えようと業者を探した。

金がないから安いところ、個人でやってる鍵屋を見つけることができた。

「元カノがストーカーになって」と、話すとその鍵屋のオバサン、親身になって聞いてくれて。

その日のうちに鍵を取り換えてくれるって。

部屋まで案内して、ドア開けるとテーブルに一人分の食事が用意されていた。

オバサンは感心していたが、俺にとっては胸糞悪い出来事でしかない。

「あなたは、お世話したくなっちゃうタイプなのよ」と。

すぐに鍵を変えてもらい、支払いをしようとしたら「今回はお金はいいわ。困ったことがあったら連絡して」と、名刺と新しい鍵を渡された。

ラッキーだ。

金に困っていたから助かった。

あんな女のために金を使わなくってよかった。

しばらく何もなく毎日が過ぎていったけど、また再開しだした。

料理だけではなく、部屋が掃除されていて、洗濯までされるようになった。

どうやって?

鍵を変えただけじゃダメみたいだ。


   



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噂話(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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この団地で一人暮らしを始めて15年が経とうとしていた。

団地と言っても、そんなに大きくはない。

それに殆どの部屋が空いている。

理由は分かっている。

駅から遠いとか、近くに学校がないとか、スーパーやコンビニがないとかではない。

自殺者が出たという噂が出回っているからだ。

深夜に誰も住んでいない部屋から話し声がする。

俺もよく声を聞く。

管理会社の人と一緒に部屋へ行ってみたが、誰もいないし、使用された跡もない。

何も無い空っぽの部屋だ。

俺の部屋は隣だからよく分かるが、深夜に話し声が聞こえてくる。

友人が泊まった日も、話声は聞こえていた。

「深夜なのに隣、話し声凄いな」ってビックリしてた。

友人には言ってないが、誰も住んでいない。

「お前よく寝れるな?」

「もう、慣れちゃったから(笑)」

「苦情出したほうがいいぞ」

って心配してくれてた。

住み始めた頃は、バンドマンみたいな学生がうるさくってよく喧嘩してた。

怒鳴り合いや、嫌がらせもしてたけど…

今となっては気にもならない。

本当に慣れちゃったみたいだ。

「そういえば、ここの団地って自殺者がいて、出会った人を呪ってるらしいぞ!」

友人がちょっと自慢気に話をしてきた。

・・・俺は大笑いした。

久しぶりにその噂話聞いた。

「大丈夫だよ。この団地が出来てからずっと住んでるけど、自殺者はいないからw」

笑って答える俺を見て、友人はつまらなそうにしてた。

ただ、本当に自殺者はいないから。


   



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留守番(意味がわかると怖い話) [意味が分かると怖い話]

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お兄ちゃんは野球でケガをしました。

左手にボールが当たったらしく、ギブスをしています。

ケガは痛そうだけど、家にお兄ちゃんがいるのは嬉しい。

いつも部活でいないから。

お母さんも仕事でよく帰りが遅いから、夜まで私一人になることがよくある。

今日は、お母さんが仕事から帰ってくるまで、お兄ちゃんと二人です。

ご飯の準備をするのも大変。

「利き手じゃなくってよかった」て、笑ってるけど、やっぱり大変そう。

ご飯を食べながらテレビを見てたら、急に真っ暗になった。

「停電みたいだね。大丈夫だよ」

お兄ちゃんが励ましてくれるけど、やっぱり怖くって私は泣いちゃった。

部屋の中は真っ暗で何も見えない。

「ブレーカー見てくる」て声が聞こえて、お兄ちゃんが部屋から出ていこうとする気配を感じた。

私は泣きながら手探りでお兄ちゃんを探した。

「やだやだやだやだ、一人にしないでよ」

泣き声を聞いてかすぐに戻ってきてくれたみたい。

ワンワン泣きながらお兄ちゃんの手を両手で握った。

安心しちゃったのかさらに大きな声で泣いちゃった。

力いっぱいに握りしめながら、大きな声で泣いてる私をお兄ちゃんは何も言わず撫でてくれた。

ありがとう。


   



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